映画『劇場版仮面ライダーゼロワンREAL×TIME』のネタバレ感想。これ以上にない最高傑作に思わず涙してしまった…
どうも!ユウです。
受験生なのにも関わらず見てきてしまいましたよ…「劇場版仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」。
結論をいってしまえば、この劇場版ゼロワンは仮面ライダー史上で上位を争うぐらいの最高傑作でして
とりあえず、気持ちが高ぶっている今の内に感想を書こうと思います。
気になる方は是非とも最後までお付き合いください。
※この先ネタバレ注意!
この先にはネタバレを多く含む感想が書かれています。ネタバレNGの方はブラウザバック推奨です。
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仮面ライダーゼロワン REAL×TIME
劇場版「仮面ライダーゼロワン REAL×TIME」 2020年12月18日(金)公開
監督:杉原輝昭
脚本:高橋悠也
原作:石ノ森章太郎
出演者:高橋文哉、岡田龍太郎、鶴嶋乃愛、井桁弘恵、中川大輔、砂川脩弥、桜木那智、福士誠治、山崎紘菜、児嶋一哉(アンジャッシュ)、伊藤英明
音楽:坂部剛
主題歌:J×Takanori Nishikawa「A.I. ∴ All Imagination」
上映時間:約80分
総評
敵のエスの深い内実や60分の間に大きく変わっていく或人とイズを具体的に描いていて、とても素晴らしかったです。
以前は敵対していたキャラ同士が戦ったりしているのは1年間見ていた勢としてウキウキが止まらなかったのはもちろん、ゼロワン自体のテーマである「夢」も描けるだけ描いていたのも魅力的だったのかなと。
また今作の限定フォームであるヘルライジングホッパーは、これまでの仮面ライダー史上1番のトラウマフォームになったと思います。例えば暴走して腕が折れたり血まみれになったりもしましたし、
飛電或人を演じる高橋文哉さんの演技力も相まって、「かっこいい…」ではなく「怖い…」と感じた方も多いはず。(←ちなみにこれは僕ですw)
1番印象に残っているのは、イズと或人の変身シーン。旧イズの記憶を受け継いだ?新イズと或人の変身シーンは1年間放送してきたゼロワンの中で1番白熱したものでしたよね。
しかも主人公とヒロインが同時変身というエモすぎる展開ですよ。出来れば、この同時変身をもう一度この劇場版以外で見てみたいものです…。
ギャグもほどよくあってGOOD。ただセイバーに関してはいらないし、雷の出番が少ないのはBAD。
ということで「心」や「笑顔」がテーマの今作は細かく突き詰めれば色々とツッコミ点も出てきますが(アズの行方や、始まっていきなり戦闘シーンなど)
感動ありの、あっという間の80分でした。見ていない方は今すぐにでも見てみてください。
イズと或人の関係・変身や戦闘シーン
今作は、W変身と言いイズと或人の関係性を上手く演出していたのが本当に素晴らしかったです。
例えば、新イズが或人くんに「同行させてください」と言った時、或人くんが「ダメだ!!」と言うものの、何故そんなに怒っているか分からないイズだったり。
記憶があるから危険な目に合わしたくない或人と記憶がないから何故そんなに怒っているか分からないイズ。もどかしすぎるのを肌で感じますよね…。
しかしそんな中、旧イズから記憶を貰った新イズがヘルライジングホッパーを制御出来ない或人くんをゼロツーとなって止め、「貴方を失いたくない」と発言するんですよ。
これは或人くんの「心」や「夢」を1番近くで見てきたイズだからこそ、AIでも発言出来たことで、その発言には或人くんも、どこか嬉しさを見せていました。
※追記(1月5日)
1回では物足りず、今作2回目の視聴に行ってきましたが、やはり「貴方を失いたくない」というイズの発言には筆者も思わずウルッときていまいましたね(一回目も同様)
ヒューマギアである彼女が、或人君のことを思って失いたくないと心から言うんですよ。これは今までゼロワンを見てきた勢からすると泣きそうになるでしょ、と。
鶴嶋さんの演技力も相まって、本当に良いシーンでしたね。
まぁこんな感じでゼロワンの今までの「教訓」だったりを入り混じりながら演出してくれるんです。
あと、旧イズから記憶を貰った新イズのゼロツー変身って世界の結末的にも深いのをご存知ですか?
もしもですが旧イズが新イズに記憶を移していなかったら、新イズは自分の意思で行動しないのでゼロツーにはならない。よって世界が崩壊していた。
しかし、或人くんから「ヒューマギアにも意思がある」や「心」ということを学んだ旧イズが新イズに記憶を移したことで、新イズが自身でゼロツーに変身し或人を救い、世界も救った。
旧イズさん、有能すぎないか?
そして、ついに2人がそれぞれゼロワンやゼロツーで同時変身。1年間支え合った二人がついに「共闘」します。
しかもこの同時変身もいいんですよ〜。変身する時にお互いがニコって笑い合うんです。
メタいことを含めると、高橋文哉さんも鶴嶋乃愛さんもありそうでなかった二人の同時変身に、もちろん役になりきって笑ったのもあると思いますが、
単純に嬉しくてニコっとしたのではないでしょうか笑(というかそうであってほしい)
あと、ちなみになんですが、ゼロツーに変身したイズとゼロワンに変身した或人の共闘シーンで待っていた花びらはアネモネという花で、
花言葉として「あなたを愛す」という意味があるらしいですよ(下のツイート参考)
#仮面ライダーゼロワン
— 鷹眼兎(ようまと) (@ADeIWlxdlDCAWSe) 2020年12月19日
映画パンフレットに載ってる鶴嶋乃愛さんへのインタビュー曰くこの赤い花はアネモネらしい。そして赤いアネモネの花言葉は「あなたを愛す」 pic.twitter.com/HCs3hRxZoS
いや深い…。深すぎます…。
映画ならではの迫力ある戦闘シーン
劇場版ということもあり戦闘シーンは◎。
5人で戦う時の戦闘や或人とエデンの戦闘は、様々な視点から撮られており迫力がありますし、生身のアクションシーンはかなりの時間をかけて練習したらしいので、相当かっこいいシーンになっています。
また、唯阿さんの一人称視点での戦闘シーンがあったり、CGにも拘わっているので、エデンの必殺技の表現やゼロワンとゼロツーの必殺技などの表現もよりリアルに近くなっており驚きですね。
ヘルライジングの怖さ
今作の目玉とも言える、ヘルライジングホッパーは仮面ライダー史上1番ホラーに近かったですよね。血まみれになったり、骨が折れて治るの繰り返しだったり、色々と怖すぎました。
強さ的にも、あのエデンを変身解除までに追い込むほど。
またアークワンとは同じ闇ではあるものの、使う動機が「世界中の笑顔を守るため」というのも良いところです…。或人君は自己犠牲が本当に激しいなと改めて感じました。
ちなみに骨が「バキバキ」と鳴った時点で痛々しいのに、高橋さんのアフレコ力もあって、泣いた子供もいるんだとか笑
深いストーリー
ストーリーの出来に関しては、本当に深いものを作るなぁと思いました。
悪者だと思われていたエスは、実は壮絶な過去があって正義の悪になり、本当の悪はシンクネットの信者であったこと。
そして、まさかのイズがゼロツーに変身したり、以前は敵対していたキャラ同士が今度は協力して敵を倒していったり。他にも滅の新イズに対する対応も見どころですよ。
とりあえず奥が深い。これは前作の劇場版であった「仮面ライダー 令和 ザ・ファースト・ジェネレーション」にはなかった要素でして、
仮面ライダー史上1番のストーリーとは断言出来ませんが、ゼロワンの中であれば最高峰のストーリーです。
雷の出番がほとんどないのは残念
雷の出番、、、もう見た方なら分かるかと思いますが、或人社長にバイクを届けるシーンだけが雷の出番です(2分もないぐらい)
まぁあくまでも僕が思うことですが、今作の目玉の一つである5人の同時変身とは別に、亡と雷のW変身シーンとかあったら更に激アツになったなぁと思います。
ただ、本当は出なかった予定の雷ですから仕方ないと言えば仕方ないでしょう。
セイバーの「いらないよね」感
実はこの劇場版ゼロワンは「セイバー+ゼロワン」で成り立っており、セイバーが上映されてからゼロワンが上映されるという形なのですが
このセイバーがなんと、たった20分という上映時間で非常に短いんですよね。(テレビよりも短い)
よって、展開があまりにも早すぎる。いきなり敵が出て6人同時変身して、伏線を出して終了って感じです。
結果、こんなゴリ押し的な感じで埋め込まれるとなると、「その20分をゼロワンに使ってくれ」と思ってしまうんですよね。
まぁセイバーをまだ見ていない方へ程よく魅せるという意味では良いかもしれません。
終わりに
どうでしたか?
やはり映画となると制作陣の方々も、より熱意を込めて制作するので、まさに最高のクライマックスになりましたね。
僕も初めて同じ映画を2回見るということになりました笑
あと、Vシネで滅亡迅雷.netがテーマとなるスピンオフが近頃、公開されるらしいですよ!(出来ればまたイズの変身シーンを…笑)
また滅亡迅雷.netがテーマとなるVシネが終わっても、とあるライダーに変身するアズの存在もありますから、まだまだゼロワンは終わらない物語になりそうです!
それではここまで見ていただきありがとうございました。
この記事は全てスマホで作られています。