【ネタバレあり】仮面ライダーバルカン&バルキリーを観て。この結末をどう感じるのかが重要
どうも,ユウです。
さて初日から見に行きましたよ、「仮面ライダーバルカン&バルキリー」。
コロナ禍ということもあって人混みはあまりありませんでしたが、なぜか本作のシアターだけ混み混みという……。
まぁとりあえずその話は置いといて、感想をぶちまけたいと思います。
それではどうぞ。
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総称
まず、この作品の感想といえば、きっと多くの読者は「……え?」だと思う。
実際として本作は結構やばい。だからそれをどうにかして伝えたい。
というのも、仮にだが、本作の物語の結末を「ゼロワンとしての物語」で捉えるとするのなら、今まで戦ってきたサブヒーローの不破さんが死んでる?のに(それさえ分からないのに)メインヒーローである或斗くんの心情が描かれないまま終わる、まさにバッドエンド的なエンディングになったとんでもない作品になるんだけど
「仮面ライダーバルカンとしての物語」と捉えるのなら、勇敢に戦い死んだ不破さんは超絶かっこいいし、次の世代へバトンを渡した滅亡迅雷もある意味でかっこいいってなる。
要するに、捉え方よりも「作品に対する視点」で大きく感想が違ってくるのが本作の一種の特徴。だからこそ「……え?」になるんだと思う。
んでね、この前の滅亡迅雷の感想記事ではフォームの使い方が下手、動機がわからないと言うふうにいったと思うんだけど、動機に関してはこの作品のおかげで100歩譲ればわかるようになりました。それはシンプルでよかったよかった(それでもコロコロ意見が変わるのは都合がいいと思いますが)
さて、話を戻しますが、とりあえず本作のその「視点の変えよう次第」を別の言い方で表すのなら「根本的な意味で「正と悪」を表したような作品」だと筆者は思うんですよ。
内容でそういったんじゃない。映画そのものがってこと。
例えばですけど、正も悪も一見すれば悪いように見えるのに、視点を変えたら「自分のため」・「誰かのため」ということがベターですよね(知らんけど)。で、本作はまさにその例にぴったり当てはまるんです。
「バッドエンドで終わってしまった作品」だけど視点を変えれば「最高の死に方と最高の絆を表した作品」と言い換えれる。ほら、ね?
こういう「正と悪が絶対ではない」を根本的に表す作品にしたかったんでしょうか?(「根本的」が重要だからね)
でもそういう作品にしたかったのなら、圧倒的に上映時間が短すぎる。せめて60分は必要だと思いますし、ゼロワンにそこまでの哲学チックな要素はいらないと思うな。
いやー言葉にするのが本当に難しい。ぶっちゃけここまでの文章を見て「君は何を言っているの?」と思う読者さんも多くいると思うんだけど、それは本当にごめんね。でも複雑な結末で尚且つ、映画を見に終わってすぐに書いた文章だから勘弁して。
ただでさえ筆者も、本作の感想記事は映画を見ている最中でさえ「どうしたものか」と考えていましたし……。
とりあえず分かりやすいように本作の要点を挙げるとするのなら
- 視点次第で「かっこいい」か「悲しい」になる
- 少ない時間に盛り込みすぎ。
という感じかな。ん〜ディスってるわけではないんだけど本作は複雑だし勿体無い作品である。
例えるなら、せっかく綺麗な宝石なのに、磨き方や扱いが十分じゃないって感じ。なので、誰もが「いいね!」と言わしめるような作品ではない。ぶっちゃけゼロワン信者の方も今回の終わり方に関しては賛否両論の話ではなく「えぇ」という感じだと思います。
うーん、これがゼロワンとしてのラストかぁ。でもバルカンとしての物語と捉えたらよかったなぁ。
筆者は本当にこういう気持ちでいっぱいです。
でもね、本作を経て、シンプルで気持ちの良い終わり方をしたリアルタイムが高評価を取ったのもなんか分かった気がしたよ。
その他・言いたいこと
言葉にするのが難しい本作。見にいく価値は大あり
はい!というわけでここら辺で感想記事の〆をさせてもらいます。
とりあえず言葉にするのがとんでもなく難しかった、本作は。でもゼロワンファンなら良くも悪くも感情移入できること間違いなしだから見る価値は大ありだね。
正直言って滅亡迅雷を見てなくても全然わかる内容ですので(結末が複雑と言うだけで)、滅亡迅雷未視聴勢もぜひ見てみるといいかも。
まぁそもそもネタバレ記事を見てからいく人なんていないと思うけどな
終わりに
どうでしたか?
読みづらいかもしれないのはご了承ください。なんせ、アドレナリンマックスの状態で直感的に書いたので……。
まぁとりあえずこれが一応ゼロワン、バルカンの最終の物語です。ぜひとも最期を見届けましょう。
それではここまで見ていただきありがとうございました。